車のマフラー修理は可能?費用はどれくらい?

  1. 車修理

車は様々な部品からできていますが、その一つにマフラーがあります。
マフラーの役割は、車から出る排気ガスの温度と圧力を下げ、排気音を抑制すること。
また、排気ガスに含まれる有害物質を無害化するという大切な役割もあります。
他の部品と同様に、消耗品であるマフラーにも寿命があります。

今回は、寿命以外の原因で壊れてしまったマフラーの修理方法や、修理にかかる費用について紹介しています。

車のマフラーの修理が必要になる理由

車のマフラーの寿命は、走行状況や、日頃の管理状況、天気や気候などの外部環境などによっても異なりますが、おおよそ7万キロとされています。

しかし、それよりもかなり前の段階で、いつもとは違った音や臭いがした場合は要注意。
気づかないうちに「マフラーに穴があいていた」「腐食していた」といったトラブルが起きているかもしれません。

錆の発生による腐食

マフラーは基本的にはステンレスなどの金属でできていて、錆びにくい性質をもちます。
しかし、お手入れをしないでいると、発生した錆が進行して腐食してしまうことがあります。
腐食したマフラーをさらにそのままにしておくと、最終的に穴があいたりマフラー本体が走行中に欠落してしまったりすることもあります。

塩害

海の近くにお住いの方の多くが体験されていることですが、車を車庫に入れないで屋外に駐車していると、錆がつきやすくなります。
また、雪国では冬場に道路の凍結を防ぐために、凍結防止剤がまかれることがあります。

この凍結防止剤は塩化マグネシウムであることから、塩分を含んでいます。
足回りに装備されているマフラーには、特に塩害による影響が出やすくなっていますので、気をつけてください。

接触によるダメージ

マフラーは筒状の部品ですが、それは目に見えている部分だけで、実際には車体の下から長く通っている管全体がそれにあたります。
特に車体が低い車は、坂道など段差があるところで乱暴な運転をすると、マフラーに接触する機会が多くなります。
そのダメージで傷をつけ穴があいてしまうことがあるので要注意です。

内部に溜まった水による腐食

マフラーは常に外気に触れていて、排気と外気の温度差が大きくなると、それによって気化された水分が水に変化し、マフラー内部に溜まります。
溜まった水が錆を発生させる原因となり、徐々にマフラーを腐食させて最終的に穴をあけてしまいます。

車のマフラーの修理方法

マフラーにできた穴や腐食の程度が酷い場合は、できるだけ早めに修理をしなければいけません。
すでに異臭や異音が発生しているなら、早急に対処しましょう。

セルフで修理を行う

マフラーに穴や損傷がある場合は、セルフでの修理はおすすめできませんが、損傷の程度が軽ければセルフ(DIY)での修理も可能です。
ホームセンターやカーショップなどに行けば耐熱用のパテが販売されているので、それで小さな穴などの損傷をカバーしてください。

このときに必ず行わなければいけないのが、マフラーに付着した錆をしっかり取り去ること。
その工程を怠ると、せっかく塗ったパテがすぐに剥がれてしまいます。

プロの修理業者に依頼する

穴が大きい場合や損傷の程度が酷い場合は、無理をしないで自動車整備工場やディーラーなどのプロに修理を依頼してください。

大きな穴などをきちんと塞ぐためには溶接による補修が必要となり、パテによる簡易な修繕では完全に修理することはできません。

車のマフラーの修理費用相場

車のマフラーの修理費用は、セルフで行うならパテ代だけで済みます。
パテなどの補修材だと1,000円以下で購入することも可能です。

ただし、プロの修理業者に依頼した場合はどんなに簡易な修理内容でも工賃が発生するので、最低でも5,000円以上はみておかなくてはいけません。
溶接が必要になる場合でも、小さな穴程度であれば工賃を含んでも1万円以下に収まることも珍しくはありません。

ただし、損傷の程度が大きくなるとパーツ交換が必要となり、車種や程度にもよりますが、平均的には2万円程度の修理費用がかかってしまいます。

壊れた車のマフラーはできるだけ早めに修理しよう

前項でマフラーの修理費用の相場を2万円程度と紹介しました。
しかし、マフラー全体に損傷があって、排気ガスに含まれる有害物質などの成分を浄化する装置などが故障している場合は、交換・修理に数十万円の費用がかかるケースもあります。

マフラーに大きな穴があくとエンジン音が異常に大きくなり、周囲に騒音被害を与えてしいますし、有害物質をまき散らすことも問題です。

もちろん、マフラーがない車は公道を走ることができませんし、車検を通すことできなくて、警察にみつければ罰則を与えられることになります。
そこでまではいかなくても、マフラーに穴や損傷があれば、いろいろな問題が起こりやすくなるでしょう。

放置しておく時間が長くなれば修理代も高くなってしまいますので、マフラーに異変を感じた場合は、できるだけ早い段階で修理をしてください。

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