滑水コーティングって何?疎水や親水との違いは?

  1. コーティング

車のコーティングを検討していると「滑水」「疎水」「親水」「撥水」といった言葉が出てきますね。
読み方はそれぞれ、滑水(かっすい)疎水(そすい)、親水(しんすい)、撥水(はっすい)です。
それぞれの特徴は、水の弾き方の違いで分類されています。

この記事では、渇水コーティングとはどういったものか、疎水や親水、撥水との違いについて解説しています。

接触角度で分類できるコーティングの特徴

車体に水がついた時にできる水の玉と車体の接触面との角度を、接触角度と呼びます。
滑水や親水、疎水などの違いは、水玉と車体との接触角度によって分類されます。

・滑水
水玉と車体の接触面との角度は、およそ120度以上になります。

・撥水
水玉と車体の接触面との角度は、90度以上のものになります。

・疎水
水玉と車体の接触面との角度は、40度〜70度くらいのものになります。

・親水
水玉と車体の接触面との角度は、90度以下のものになります。

この接触角度の違いにより、車体に水がついた時の見た目と水の弾き方が変わります。

滑水コーティングとは?

滑水コーティングでは車体に水が接触した時、真っ直ぐと滑るように下に流れ落ちていく特徴があります。
車体に水が残りにくく水切れが良いため、水垢などの汚れが発生しにくいです。
風が吹いたり、車をゆっくりと走らせたりするだけで、水滴が流れ落ちていきます。
コーティングの種類の中では、最も新しいコーティング方法です。
他のどのコーティング方法よりも水キレが良いため、フロントガラスやサイドミラーのコーティングに向いています。

滑水コーティングのデメリット

滑水コーティングのデメリットは、撥水または疎水コーティングよりも車体の輝きが少ない傾向です。
そのため「せっかくコーティングをするのであれば光沢感が欲しい」という方には向いていません。
さらに現状では、効果の持続力が他のコーティング方法と比べてそれほど高くはないのが欠点です。

撥水コーティングとは?

撥水コーティングでは、車体に水がついた時小さな水玉ができてコロコロと転がるようにして流れ落ちていきます。
さらに他のコーティングに比べて、車体のツヤがでて輝いて見える特徴があります。
そのため、見た目の良さで人気のあるコーティング方法です。

撥水コーテイングのデメリット

滑水コーティングに比べ、車体に水滴が残りやすく、それによって汚れができやすい点です。
車体に水玉が残った状態で太陽を浴びると、太陽光によって水跡が残ってしまいます。
これを専門用語で、イオンデポジットと呼びます。
普段屋内に駐車している人、洗車をマメにできる人であれば向いている方法です。

疎水コーティングとは?

疎水性は撥水性と似た意味ですが、コーティングでは接触角度に違いがあります。

疎水性では水に馴染みにくい性質があり、例えるなら水と油のようなものです。
撥水性では車体と水玉の接触角度は90度以上になりますが、疎水性では60度くらいになります。

撥水性では車体に水がつくとコロコロとした水玉ができますが、疎水性では平たい水玉がこぼれ落ちます。
撥水性では小さな水玉が落ちていきますが、雨粒が大きな塊となって落ちていきます。

撥水性と疎水性では見た目はかなり異なるものの、どちらも水を弾いている状態です。
輪ジミができにくいため、洗車の回数を減らしたい方に向いています。

疎水コーティングのデメリット

疎水コーティングの水はけの良さは、小雨などの少雨の時は発揮しづらいのが欠点です。
撥水性と同じように、水玉になって水を弾きます。
そのため大雨の時に、疎水コーティングの効果が感じられます。

親水コーティングとは?

車体に水がついた時、車体になじむように広がって水が落ちるのが親水コーティングの特徴です
他のコーティング方法に比べ、汚れが生じにくいメリットがあります。
疎水性のように水の塊が残りにくく、さらに車体に付着した汚れと一緒に水が流れ落ちていきます。

コーティングをしていても、車体表面にウォータースポットやイオンデポジットなどのシミ跡ができるものもありますが、それらができにくいのが親水コーティングです。
汚れが生じにくく、水が落ちることで汚れも同時に落ちる効果もあるため、洗車などのメンテナンスが楽になります。

親水コーティングのデメリット

時間の経過とともに、少しずつ水を弾く性質に変わってしまいます。
そうなると汚れが残りやすくなるため、メンテナンスを行わないでいると汚れができてしまいます。

まとめ

ここまで渇水コーティングの特徴と、撥水・疎水、親水との違いについて解説しました。
4種類それぞれに長所と短所があり、車を使用する環境や保管環境、メンテナンスの頻度によって自分に合うコーティング剤が変わります。
さらに予算の関係もあるため、自分に最適なコーティング方法を選ぶのであればプロのアドバイスを聞いて選ぶのが確実です。

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