マツダのコーティングはどんな特徴がある?

  1. 板金塗装

プロが施工するコーティングは、新車購入時の常識になりつつあります。
各メーカーもコーティング推奨のために純正品を用意しているところが増えました。
「匠塗-TAKUMINURI-」の塗装名称で知られるマツダの場合は3種類。
その特徴とメリット、デメリットを紹介します。

ボディカラーを際立たせる3種類のコーティング

SKYACTIV技術でブランドイメージを一新させたマツダ。
全車に共通するデザインと機能を採用し、個性ある統一感を与えています。
ドイツ車御三家をお手本にした車作りですね。

このデザインの中にはボディカラーも含まれています。
躍動感にあふれるボディをさらに際立たせているのが「匠塗-TAKUMINURI-」。
とくにソウルレッドクリスタルやマシーングレーププレミアムなどのメタリック系。
これらはマツダ車のイメージカラーにもなっています。
深みのある艶や、陰影で異なる輝きを見せる塗装は、強い存在感を放っています。

この色調を、長く鮮やかに保つためには、プロの施工によるコーティングがベスト。
マツダも純正のオリジナルコーティングを3種類用意して、ユーザーニーズに対応しています。

もっとも優れているのがMG-PREMIUM。
続いてMG-3。
もっとも安価なのがMG-1。
3種類の違いは主に強度です。

限界強度を持つMG-PREMIUM

MGはMAZDA GLASS COATINGの頭文字。
この英語表記から分かるように、MGシリーズはガラスコーティングです。
ガラス系の特徴は硬い被膜。
なかでもMG-PREMIUMはもっとも硬く、MG-1やMG-3に比べて約2倍の強度を実現しました。

コーティングの強度は一般的に鉛筆硬度で表します。
MG-PREMIUMの硬度は9H。
この数値は現在のコーティング強度限界値と言われています。
平均的な国産車の塗装はHから2Hの間。
比較的塗装が硬い輸入車でも4H前後。
MG-PREMIUMがいかに硬いか、これらと比べてみればよく分かりますね。
MG-3やMG-1の硬度は約4〜5H。
ほぼ輸入車と同程度。

ただし、硬いだけでは傷に強くても衝撃や耐久性などの特性が弱まります。
そこでMG-1やMG-3が持つ柔軟性のある被膜も取り入れ、ウィークポイントを解消しました。
耐久性は保管場所など条件によって異なるため、マツダでは表記していません。
しかしメンテナンスサービスで比較すると、耐久性も約2倍であることが推測できます。

メンテナンスサービスの最長は5年間

メンテナンスサービスの内容は2つ。
1つは普段の洗車で落ちない汚れを除去、コーティング効果を蘇らせる施工をします。
もう1つは明らかに劣化の部分がある場合、無料でその部分を再施工します。

MG-PREMIUMの保証期間は施工から5年間。
MG-3は3年間。
MG-1にサービスの付帯はありませんが、施工から1年間はサポート期間となります。
このメンテナンスサービスの期間が一般的な使用における耐久性と考えていいでしょう。
サポートが受けられるのは大きなメリットですね。

また、コーティング効果を持続させるための専用メンテナンスキットも販売しています。
特徴は専用シャンプーの他、コート剤やシミ取り剤が含まれていること。
撥水作用が落ちた時はコート剤。
シャンプー後のリンスのように、ツヤツヤのボディになります。

シミ取り剤はシャンプー洗車だけでは落ちない汚れに効果的。
ウォータースポットやブレーキダストなど油脂系はその代表的な汚れです。
そのまま残しておくと、ガラスコーティングにダメージを与えてしまいます。
メンテナンスキットがあれば、早めに対処できますね。

まとめ│経済性を考えるなら専門業者の見積もりと比較する

MG-PREMIUMの硬度は確かに最高級。
しかし、「匠塗-TAKUMINURI-」に特化したコーティングというわけではありません。
一般的な業者の施工でも9Hの硬度を持つコーティングはあります。
耐久性も5年を保証しているところは少なくありません。

また、撥水仕様しか扱っていないこともネック。
コロコロと小さな水玉ができる撥水仕様はコーティング感満点ですね。

しかし屋外駐車場に停めていると、雨上がりが大変。
「拭き取りが遅くなるとウォータースポットができやすい」というデメリットを持っています。
頻繁に洗車できない、手間をかけたくない人には親水仕様の方が適しています。

純正コーティングのもうひとつのデメリット。
それはディーラー施工の場合、比較的価格が高くなることです。
納車後、コーティング施工に時間を取られるのが嫌だという人もいると思います。
そんな人は純正コーティングがおすすめ。

でも、少しでもコーティング費用を安く済ませたいのであれば、専門の業者を探しましょう。
新車の状態であれば、洗車や汚れ落としの作業が省かれるので安く済みます。

コーティングはボディサイズが大きくなるほど高くなります。
マツダの売れ筋SUV、CX-5やCX-30はセダンやハッチバックよりかなり割高。
コーティング効果に違いがないのであれば、当然、安い方が経済的。

とはいえ、その差額も気になるところですね。
賢い方法は、予め専門業者とディーラー施工の見積もりを取り、比較することです。

納車後、多少の時間がかかってもいいので安く済ませたいという人。
撥水仕様ではなく親水仕様がいいという人。
専門業者によるコーティングがおすすめです。

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